サンフランシスコで起きた3つの事件。

はい、料理人のtakumi(@takumi_13)です。

 

8月2日から15日の約2週間、サンフランシスコに渡り、オーガニックフードカルチャーを学ぶ為、職場探しの旅に行ってきました。今回は、その振り返り記事となります。

f:id:takumi_13:20170817180404j:image

3大事件と題しましたので、順を追って書いていこうと思います。

ます、一つ目。

 

1, サンフランシスコ初日で、パスポートを紛失!!

はい、やらかしました。

旅の最中、命の次に大切にしなくてはいけないパスポート。

初日の宿で荷物の整理をしている時に、気がつきまひた。

 

”パスポートがない。”

 

サンフランシスコ空港に着き、宿までは電車で一本の単純な道のり。

その道中に、立ち寄った所はないのに、無くしてしまったのです?

 

冷静になり振り返ってみると、最後にパスポートを手にしたのは移民監査でした。

移民監査員にパスポートを渡し、スーツケースを広げました。もちろん何事もなく、荷物をまとめ行っていいという指示を受けたので、その場を後にしました。

 

”パスポート返してもらってない!!!”

 

そのシーンを鮮明に覚えていたので助かりました。直ぐに空港に戻り、インフォメーションに問い合わせをし、警察に事情を説明しました。

 

その場では、見つからなかったのですが、翌日メールが入り無事パスポートが手元に戻ってきました。

 

いやー、5年ぶりの海外旅行という事で、こんな初歩的なミスをしてしまいました。

本当気をつけましょ。本当に。

 

2, 憧れのレストラン シェ・パニーズで研修に参加!!

皆さん、シェパニーズというレストランをご存知でしょうか?

 

シェパニーズとは?

高名なレストラン経営者、作家そして活動家であるアリス・ウオーターズ(Alice waters)が、1971年に映画監督で後にUCバークレー教授となったポール・アラトウ(Paul Aratow)と共同で開店した。開店時からウオーターズは新鮮で一番美味しい地元食材を用い、食材の持つ美味しさを生かしたシンプルで伝統的な調理を行うことを提唱した。シェパニーズは、地元の契約農家、酪農家、乳製品会社の食材を用いることを誇りとしている。
シェパニーズは、英国レストラン誌 により何度も世界のトップ100レストランに選ばれている。とりわけ2002年から2008年には世界のトップ50レストランに選ばれており、2003年には12位に列されている。[1]2007年にアリス・ウオーターズはレストラン誌から「Lifetime Achievement賞」を受賞し、過去50年でもっとも米国料理に影響を与えたとたたえられた。[2] 2001年にはグルメマガジンがアメリカで一番のレストランであると評した。*1

アメリカ、カルフォルニアスローフード文化を作ったアリス・ウォータース。その彼女が経営するレストランが、シェパニーズなのです。

 

日本でも、Casaなどのライフスタイル誌によく載っているのを目にします。

Casa BRUTUS (カーサ ブルータス) 2016年 6月号 [野菜の楽しみ] [雑誌]

Casa BRUTUS (カーサ ブルータス) 2016年 6月号 [野菜の楽しみ] [雑誌]

 

僕は、このシェパニーズが憧れのレストランです。

 

有機農家から直接届く野菜を、丁寧に扱い調理する。各国から集まったシェフ達が協力し、お客様をもてなす。その舞台である、キッチンに立ちたい。それは、僕の夢の一つでした。

 

ダメ元で、スタージュ(研修)させて欲しいという想いを伝った手紙と履歴書を、出発の一週間前に送りました。

 

すると、サンフランシスコに滞在して数日過ぎ頃、メールが届きました。

 

それは、シェパニーズの料理長Bethからでした。

 

Hi Takumi,

Thank you for your letter. Would you like to work with us at 9am on Tuesday, August 8th?

 

信じられませんでした。

 

憧れのキッチンで働ける。

研修日の前日は、あまり寝れませんでした。

 

任された仕事はパプリカ、にんにく、キノコ、そして鴨肉の下処理。単純な作業ではありましたが、その最中に見た他のシェフ達の動きはとても興味深く、学び多き時間でした。

 

働いている人達は様々で、「6ヶ月しかココでは働かないよ。今度はオーストラリアのレストランに行くんだ」「グリームカードを取得したから、もう2年も働いているよ」日本人も2名在籍していました。

 

色んな人種、目的を持った人達が働いていて、それぞれプロ意識を持っており、ココがトップレベルのキッチンなんだなぁ、と噛みしめるひと時でした。

 

またいつかあのキッチンに立ちたい、そう思わせてくれる憧れのレストランです。

 

3 - 食のレベルは日本の方が上と実感!!

 

これは、アメリカで料理として働きたいと、先輩方に相談した際にも言われていた事でした。

 

サンフランシスコ滞在中、ミシュラン一つ星、ヴィーガン対応レストランなど10カ所以上の飲食店を周りました。

 

ミシュラン一つ星の二店舗に行きましたが、どちらも期待を下回る味、そしてサービスでした。

 

サンフランシスコ内で人気のサンドイッチ屋さんも、期待を越えてはくれず、日本の方が味の質は高いと実感しました。

 

そして、料理人の立ち振る舞い、サービスの質もやはり日本の方が良いと思います。

 

味とサービスの好みは人それぞれであり、国も違うのでそこにギャップがあったのかも知れません。

 

この経験から、"アメリカで働きたい"という気持ちは無くなってしまいました。

 

ただ、店舗の内装、食器、盛り付けなどはとても素敵で、参考になるものばかりでしたので、またいつか行きたいとは思います。

 

まとめ

はい、ココまで書いてきましたが、結果的に"やっぱり行ってみて良かった!!"と思える旅でした。

 

本来の目的であった、"オーガニックフードを学ぶ為の職場探し"は達成されないどころか、アメリカで働きたいという気持ちも無くなってしまいましたが、多民族国家アメリカで食べた料理、そしてそれに纏わる人々との出会い。

 

その中で、日本にいては味わえないであろう感覚、気付きがとても多く有意義時間だった事は間違いありません。

 

成長は、移動距離に比例する。

 

その言葉を実感する旅でした。

 

それでは!