読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

”飲食店の賄い”問題

f:id:takumi_13:20170503182635j:plain

飲食店に働く人たちの一つのメリットとも言える”賄い”についてです。

 

まかない〔まかなひ〕【賄い】 の意味

1 食事や宴の用意をすること。また、下宿・寮などで作って出す食事や、それを作る役目の人。「寮の―」
2 料理人が自分たちの食事のために、あり合わせの材料で作る料理。最近は「まかない料理」と称する、手の込んだ料理を出す店もある。
3 給仕をすること。また、その人。


出典:デジタル大辞泉

 

 

「今日の賄いおいしくない。」

「あの人の作る賄い、おいしくないからいらない。」

と言うスタッフもいるのではないだろうか。

 

それに対して、

「そんなこと言うなら作らない。」

「作ってやっているのに、文句言うなよ。」

と思う調理スタッフ。

 

まぁ、こういう会話は珍しいものではなく、飲食店に勤務した経験があれば耳にしたこともあるかもしれない。

 

しかし、このやり取りに物凄く違和感を感じてしまうのだ。

その違和感の対象は、賄いを作った調理スタッフに対してである。

 

調理スタッフの業務に含まれる、賄いを作るという仕事。

 

そう、賄いを作ることは”仕事”なのである。

お客様に対して作る料理、スタッフに振舞う賄い、どちらも”仕事”である。

 

仕事ならばそこに価値を見出さなければならない。スタッフに喜ばれるものを作らなければならない。そこに甘えなどないのだ。

 

スタッフの体調、好き嫌い、最近の賄いの献立を(同じようなものが続かないように)把握する必要がある。

 

その上で、調理場にある食材を使いどれだけスタッフを喜ばせられるかが、その料理人の腕の見せ所。若い料理人にとっては、挑戦の場、勉強の場なのである。

 

という視点で見ていると、やはり先ほど調理スタッフの発言は傲慢であり、賄いを作ることを”仕事”と認識していないと感じる。

 

若い調理スッタフが賄いのように、自分の考えたものを他人に振舞う機会はそう多くない。この機会をいかに自分に厳しく、食べてもらう人のことを考えられるかで、成長度合いは大きく変わってくるだろう。

 

調理場のトップである料理長が粗末なものを作っている飲食店はやはり少ない。

賄いでいい加減なものを作る料理長は、信頼できない。

”仕事”をしていないし、スッタフに敬意を示せない人はいいチームを作れないと思うのだ。

 

要するに、飲食店において賄いは楽しみの一つであり、それを作る調理スッタフは”仕事”と認識して誠意一杯スタッフを喜ばせる料理を作って欲しいと思うのです。

 

広告を非表示にする