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料理人の僕が不安に思う、お金にまつわる事。

料理人 考え

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大学を卒業して、料理人を志すと両親に告げた時、心配されたのはお金の事だった。

 世間一般からして飲食業の給料は良くないとされている。

料理人の僕も同意見だ。

 

正社員数約400人の僕の会社は、業界の中では大手に値するのではないだろうか。

 

大卒、入社5年目で中堅社員の立ち場の私の給料は手取り二十数万円で、ボーナスなし(業績によって支給されるが、入社してから受け取った事はない)。

 

年収三百数十万円といったところだ。

(飲食業では、平均的だと思う。)

 

doda.jp

上記によると、27歳全体の平均年収は約380万円。

 

僕の年収は平均以下だ。

(なんだと、、)

 

幸いな事に、僕が働く会社の労働環境はとても良く、月間平均労働時間は9時間程度、年間休日108日を消化できているので、朝から晩まで、休みなく働くという事はない。

 

飲食業界では平均的な収入、恵まれた環境。しかし、業界の枠を外すと収入が少ないのが現状な僕。

 

思う事はある。

 

身体を壊すと収入がなくなるリスクが高い。

 毎日立ち仕事で、勤務時間は動きっぱなしなので、疲労がダイレクトに足腰に溜まってくる。ヘルニアが職業病とも言われるほどであり、僕も繁忙期となると腰が痛くなってしまう。

 味覚も敏感に保っていなければ、料理にも支障が出てしまうので、体調がとても大切な職業であるのだ。

 そのため、病気や疲労で身体を壊してしまうと、料理人としての価値がなくなってしまう。つまりは、収入がなくなってしまうのだ。

 

収入が低いので、劣等感を感じる。

 大卒なので、商社など一般企業に勤めている友達がたくさんいる。何気ない会話の中で収入の差を感じる事が多い。

「今度のボーナスで、ハワイに行こうと思っててー、」

 

「家賃10万の家に引っ越しするよー。」

 

到底できない、、ぐぐっ。

 

で、どうするの?

お金にまつわる不安な事は、あるのだけれども、料理人としてプライドを持ち続けていたい。

お客様を目の前にして、喜ばせる事ができる最高にやりがいのある職業だ。

 

唯一、料理人は五感を使うアーティストだ。

 

入社当初。上司から言われたこの言葉は、強烈に胸に残っている。

いつの時代も無くならない、誇れる職種だと思っている。

 

揺らぐ事なく、料理人としての価値を高めるため、日々精進していく。

 

他の料理人とは一線を画すくらい、今年一年で圧倒的に成長してやる。

 

母と話したお金の事。

「愛があれば、お金なんて無くても大丈夫。なんて言う人がいるけど、それは間違い。最低限のお金がなければ、愛なんて言ってられないから。こんなはずじゃなかった。」

 

息子である、僕にそんな事を言うなんて、衝撃だった。

 

二の舞になってほしくないという思いと共に、辛い現状が漏れ出したのだと思う。

 

 

今年は、お金について真剣に向き合おうと思う。

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